む~ん。

どうして

彼女は
悪魔に祈るのだろう?

神ではなく。

神に祈るには
禍々しすぎる願いなのか。

それとも
とおの昔に
神を信じることをやめてしまったのか。

悪魔に祈る彼女は
自分を自分で無くして
恐怖を克復しようとする。

蛮勇ともいえる決意で

大事に挑んで行く。

野心なのか

使命なのか


彼女をそこまで押し上げたものは
なんだったんだろう?




「そこにどれだけの血が流されたのか」

その血が自分と近ければ近いほど

人は譲れなくなっていく。


それを

彼女の核として

考えてみたい。

佐乃 美千子 Sano Michiko

お仕事の依頼はこちら→pankekinokai@gmail.com 次回出演情報 2025年9月8日 「クミの五月」劇団印象-indian elephant-リーディング公演 座・高円寺2