『レオポルトシュタット』NTL

結構前に見たのですが、、、


素晴らしかった!

特に

台本が

俳優が


何を言っているのか

が分かるだけじゃなく、

どうして言っているのか、

そのキャラクターの

どこから言っているのかを

感じさせてくれる。


そのキャラクターが

これまで吐いてきた

血反吐の数を

この俳優さんは

いくつ数えたことだろう。


その血反吐一つ一つを

セリフを言わしめる

炎として。


彼の、悔しさ、やりきれなさ、

人生をかけてなそうとすることの

難しさ。いたらなさ。


俳優のその演技に見事に

【感応】してしまって

思わぬところで

涙が。


そう、

血反吐芝居なんだ


私も

ただの情報や考えを

ただ伝えようとしてしまう時があるけど、

違うんだ


血反吐が大事なんだ。


そしてそこで

いい俳優は

【感応】させてくるから

油断できない!!

クソぅ。

もう、それで一日

胸がいっぱいだ。


その【感応】故に

それに続く物語の作家の思想が

見事に入ってくる。

リレーのバトンのように

その思想が3世代に渡って

底に流れ続けているような、、、。


こんなことって、、、。


久しぶりに

舞台を観て

愕然としました。


最後の20分は


まさにこのシーンのために

今までの2時間があったのか

なんて

思ってしまったけど



様々な

重なった想いが

交錯する

素晴らしい

演劇でした。



Michiko Sano 2024

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