キャサリンあと書き

この役は本当に面白かった。

役を作る行為は
「愛の在りかを」
探す行為だと思っているのだけど、
彼女は

探せば探すほど、

孤独の水脈を堀り当ててしまうような

そんな
人間でした。


彼女の愛が、
そして孤独が

伝わればいいなぁ。

と思って

演っていました。

多くのアンビバレントを内包して

一人の女性を演じるとき


様々なチャレンジがあり
いたらなさがあり

その過程をふむことは

冒険に出るような
楽しさと
幸せが
ありました。


この役を書いた作家に
道中、共に言葉を交わした共演者たちに
手がかりをくれた資料たちに
ハートに火をつけてくれた演出に

感謝して

次へと進みたいと思います。








photo by bozzo

佐乃 美千子 Sano Michiko

お仕事の依頼はこちら→pankekinokai@gmail.com 次回出演情報 劇団Q⁺『リア!リア!リア!』  新宿シアタートップス2025年6月4日~6月8日 チケット→https://j-stage-i.jp/Q/