雪が降るたびに
「失恋するときは雨がふり
人が死ぬときは雪がふる。」
と言っていた偉大な演出家のはなしを
思い出す。
今年は
期待したほど雪は降らなかったけど
上からも
下からも
ふっているような
雪が
みたかったな。
降りしきる雪のなかを
赤い唐笠をさして
静かに歩いて行くだけで
命を燃やして生きた彼が
もう、亡くなってしまったことが分かる
ラストの演出は
今も
雪のたびに思い出す。
素敵な演劇体験だったな、、、。
佐乃 美千子 Sano Michiko
お仕事の依頼はこちら→pankekinokai@gmail.com 次回出演情報 2026年1月29日~2月4日「ある夜をめぐって」パンケーキの会 下北沢駅前劇場
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