96歳のおばあちゃん

96歳のドイツ人のおばあちゃんが

18歳の頃、ポーランドで

ナチスの収容所で秘書をしていて

約1万人の虐殺ほう助の罪で

2021年に裁かれる。

そして、そのおばあちゃんは

裁判所に現れない。

現れない表明を既にしていたが、

世間は

「逃げた」

と騒ぐ。


この方の罪を許さないのは

誰なのだろう?



被害者遺族なのか

世間なのか

歴史なのか、、、。




この方の

約80年間という時間は

被害者遺族にとって

世間にとって

歴史にとって



どう、捉えられていくのだろうか?

戦争が、
国家間の交渉手段の一つであった時代
開戦の仕方まで、法で定められ
大枠には
戦争自体が、合法であった時代。


そんな時代の空気感のなかに居て


足許をすくわれるように
戦後
全く違う、
新たな価値観で裁かれつづける。



それが、今の時代まで続きつづけてるという
今朝のそのニュースに

驚きを隠せなかった。






佐乃 美千子 Sano Michiko

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